SESAMEは、スマートフォンやICカードなどを使って鍵の開け閉めができるスマートロックです。
ドアに穴を開けずに後付けできる点や、アプリでの遠隔操作、解錠ログの確認、電池駆動であることなどが特徴で、発売以来いくつかのモデルが登場しています。
私自身は、Kickstarterで初代モデルが出たときから使っていて、これまでに何台かのSESAMEを導入してきました。
直近まではSESAME TOUCH PROを使っていましたが、今回新しく発売されたSESAME FACE PROが届いたので、設置してすぐ使い始めました。
TOUCH PROの上位モデルという位置づけで、できることが増えています。以下、変更点や使用感についてまとめておきます。
解錠方法は6種類に増加
SESAME FACE PROでは、以下の6つの解錠方式に対応しています。
- 顔認証
- 指紋認証
- 手のひら認証
- 暗証番号入力
- ICカード
- スマホ(Bluetooth/NFC)
TOUCH PROは指紋認証とスマホ解錠がメインでしたが、FACE PROでは対応手段が増えたことで、環境や状況に応じた柔軟な運用が可能になりました。
顔認証の反応も早く、玄関前に立つだけで開く動作はスムーズです。うまく反応しなかった場合も、他の方法でそのまま開けられます。
SESAME TOUCH PROとの比較
| 項目 | TOUCH PRO | FACE PRO |
|---|---|---|
| 顔認証 | × | ◯ |
| 指紋認証 | ◯ | ◯ |
| 手のひら認証 | × | ◯ |
| 暗証番号入力 | ◯ | ◯ |
| ICカード | ◯ | ◯ |
| スマホ解錠 | ◯ | ◯ |
| カメラ・マイク | × | ◯(内蔵) |
本体は少し大きくなっていますが、取り付け位置を調整すれば干渉することはありませんでした。
顔認証のためにやや高めに設置する必要があります(顔が正面に来る位置)。公式では子供が解錠する場合子供の目線に追加の設置を推奨していますが、小学生低学年くらいの位置でしたら、大柄でなければ大人も顔認証可能でした。
設置と設定について
- 工具はドライバー1本でOK
- 取り付け時間は約3分、設定は10分
- マグネットプレート使用で扉に取り付け可能(別売り1000円ほどで5枚)
- 設定はSESAMEアプリで行い、顔・指紋・手のひら・IC・番号の登録もすべてアプリ内で完結します
UIの構成は従来モデルと共通しており、特に迷うところはありませんでした。マグネットは3枚くらいでも十分でしたが。5枚使用しています。
使用上の補足
- 認証は安定しており、反応速度も良好
- 解錠ログはアプリ上で確認可能、CSV出力にも対応
- 電池残量もアプリで確認できる
- 電池が切れても物理キーで解錠可能
- ICカードや暗証番号は一時的なアクセス権にも使える
今後の機能追加について
ハード的にはカメラとマイクが内蔵されています。
現時点では未使用ですが、将来的にインターホン機能などがアップデートで追加される可能性があります。
法人利用についての補足
法人での利用も考えられている場合、FACE PROはICカードによる入退室管理がしやすくなっています。社員やスタッフごとにカードを登録し、退職・異動時にはカードを無効化するだけで対応可能です。
また、解錠履歴(日時・手段)は全てアプリから確認でき、CSVでの出力も可能なので、簡易的な勤怠ログやセキュリティチェックにも活用できます。
指紋や顔認証を併用することで「貸し借りできない本人認証」も実現しやすく、鍵の共有によるリスク軽減にもつながります。
まとめ
SESAME FACE PROは、SESAME TOUCH PROの上位モデルとして、認証手段が増え、使い方の自由度が広がったスマートロックです。
設置や初期設定も従来通りシンプルで、追加された機能も実用的でした。
解錠方式が6つあることで、家庭でも小規模オフィスでも運用しやすい構成になっています。今のところ問題なく動作しており、特に不満はありません。
